その日を摘むということ

1日1日を大切に生きるという意の英語の諺は”seize the day”という。直訳すると、その日を摘む。何故その日を摘むのかはよく分からないが、今日読んだ小説の中にこの一文があった。そして、自分自身に問いかけてみる。果たして僕はその日を摘んでいるだろうか、また今まで摘んできたのだろうか。

摘んでない日の方が多い。今まで1日を全力で生きたという経験は今過去を振り返った中では見当たらない。部活、勉強、受験、大学生活、就活、研究、そして仕事、いろんな困難が今まであった訳だが本当に今日はよく頑張った、達成感に満ち溢れている、という日はなかった気がする。人生は30000日というが、9000日を消化した。あと2倍の日数があるわけだが、後半になればなるほどその日の価値は薄くなっていく気がする。今がこれからの中で一番若いのだ。これからは絶対後悔したくない。毎日を全力で生きよう。