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今日、元カノに別れを告げた

最近、元カノと連絡を取り合っていた。でも今日で終わった。事の発端は少し前に元カノが連絡をよこした事だ。久しぶりに会いたいと。自分も別れてから特に新しい出会いがあったわけでもないし、連絡をくれたことに対して素直に嬉しかったし、二つ返事でそれを承諾し、会うことに決めた。

 

そしてあくる日、僕たちはちょうど中間地点の滋賀で待ち合わせをして、ドライブで琵琶湖を周った。学生だった頃僕は車を持ってなくて、何処かへ出かけるときは必ず助手席だった。でも社会人になって車を購入し、初めてその子を助手席に乗せて運転した。付き合ってた当初いつも自分が運転していることに不満を抱いていたらしい彼女は、僕に運転してもらってることに満足してるように見えた。僕も彼女を助手席に乗せてあげられることが嬉しかった。

道中ではいろんな話に花を咲かせた。仕事はどうだ、休日は何をしているか、昔のこと、知人の話、話していると過去の様々な思い出が蘇り、昔と変わらないような、今までずっと一緒にいるかのような、そんな感覚を覚えた。久々に会ったとはいえ、緊張もぎこちなさも感じず、昔デートしていた時と同じような会話で、雰囲気で、自分たちの関係も元カノの性格も昔と全く変わってないような気がした。

でもそうじゃなかった。彼女は変わってしまった。彼女は別れてからの一年でいろんなことがあったらしい。それは、琵琶湖の写真を撮るために路肩に停めた車の中で僕に告げたことだった。この一年は本当に大変だった。もうこの仕事、この環境、そしてこの場所にいると、いろんなしがらみから抜けられない。だからヨリを戻したいと言われた。唐突にそのような告白をされて、僕は何を返していいかわからなかった。正直フったのはその子だし、自分の今現在の環境から抜け出すために僕を利用しているのだと思い腹立たしさを覚えたが、同時に自分が求められていることに対して嬉しさも感じ、訳が分からなくなった。僕は返事はちょっと待ってほしいと言った。彼女は分かったと言った。

その日の終わり、駅まで彼女を送り届けた際、彼女は車から降りる直前に今日のことは忘れてほしいと言いその場を去った。その後、僕は自宅へと車を走らせている中、必死になって考えた。その子とヨリを戻したらどうか、でもその子が浮気したから別れたし再度浮気するんじゃないか、これから信頼できるのか、ものすごく苦しんでるその子を救えるのは自分だけなんじゃないかって。

悩みに悩んだ結果、僕はヨリを戻す決心をした。家庭的で綺麗好きで料理上手で家族想いの彼女とだったら、きっと素敵な家庭を築けるんじゃないか、今までのことは水に流してお互い信頼して幸せに暮らしていけるんじゃないか、と思ったからだ。彼女のことはずっと好きだったし、情もある。浮気したことは許そうと思った。そして、彼女にこれから一緒に過ごそうと言った。答えはもちろんイエスだった。それが2週間前ぐらいで、それから毎日連絡を取り続けた。おはようとか、お疲れ様とか、お互い仕事で忙しくて1日に数通しか送れなかったけど、そうやって連絡を取り合っていることが嬉しかった。当たり前のように使っている何気ない一言が仕事で疲れた自分を癒してくれ、元気をくれた。やっぱり好きなんだなって思った。その子のことを愛し、そして愛されてるんだなって思った。今まで仕事しかしてない非人間的な生活を送っていた僕の心を、誰にも必要とされていない無価値な人間だと思い込んでいた僕の心を、彼女は包み込んでくれるような、そんな気がした。

でも、昨日彼女から衝撃な事実を告げられた。別れてから今に至るまでについてだ。僕には正直に話しておきたいと言われた。何でも、僕らが付き合っていた時の浮気相手とはその後も関係を続け、その人からホテルで何度も殴られ、首を絞められ、死ぬ思いをしたらしい。僕はラインで送られてきたその文章を読んだ途端、気持ちが悪くなり吐き気を催した。胃の中で虫がうごめいているような、自分が急に落下し一瞬内臓が持ち上げられるような、ものすごく気持ち悪い感覚に襲われた。そして、愛しかった彼女が急に疎ましくなった。生理的に拒絶するようになった。寂しいからと言って他の男と関係を持った彼女を、教師であるにも関わらず暴力的で非人道的で人間のクズみたいなやつを受け入れた彼女を、自分を一度裏切った彼女を、この先信頼して愛していくのは無理だと思った。彼女は僕にとって初めての人だった。だから、余計に浮気の内容を告白した彼女が許せなくなった。

そして今日、彼女に別れを告げた。そして口論に発展しお互いの思いをぶちまけた。過去付き合っていた時の不満を伝えられた。自分の嫌なところも聞いた。浮気を正当化し自分を庇う言い訳も聞いた。そして、僕は人生で彼女しか経験がなかったのに、その子にとって僕は何人もいるうちの一人にしか過ぎないことも聞いた。僕の心をえぐり、人間不信にさせるには十分だった。浮気をしていた彼女を止められなかった自分を、彼女にとっても僕が初めての人だと思い込んでいた自分を情けなく思った。やっぱり自分はクソでクズで誰からも必要とされなくて、この世にいても仕方がない、生まれてこなくていい人間だと悟った。もう誰も信用できない、誰も愛せないし誰からも愛されない。友達だって多くないし、誰からも尊敬されない人間だと分かった。

もう、色々と疲れた。どこか一人になれるところに行って、何も気にせず何も考えず嫉妬も過去の思い出も何もかも全部拭い去ってくれるようなところへ行きたい。